また、インフルエンザの季節がやってきた。今年は例年よりも速いペースで流行の兆しが出ており、注意が必要である。例年11月下旬から12月上旬ごろに始まり、翌年の1~3月頃にピークとなり、4~5月にかけて減少するインフルエンザ。突然の38℃以上の高熱と全身のだるさ、筋肉痛などの全身症状が起こり、少し遅れてのどの痛みやせきなどの呼吸器症状が現れる。特に治療を行わなくても、通常は、発熱が2~3日持続した後、1週間程度で回復する。これに対して、普通のかぜは、のどの痛み、鼻水、咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られない。注意すべきインフルエンザの合併症として、高齢者に発症しやすい肺炎、小児にまれに見られる脳症症状がある。咳やくしゃみなどによって発生する飛沫によって感染する飛沫感染や、飛沫が手や物品に付着し、そこから間接的な接触感染により、感染が広がる。インフルエンザは、ワクチンで防ぐことができる唯一のウイルス性呼吸器感染症である。手洗い・手指消毒、うがい、マスクの着用が大切である。また、空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が弱まってウイルスが侵入しやすくなる。

インフルエンザは、感染してしまったら医者に行ってタミフルなどの薬を処方してもらうか、点滴で水分や栄養分を補給していくしかないが、免疫力を高めることも重要だと言われている。免疫力とは一体なんだろうか?免疫力とは、細菌やウイルスなどの病原体の攻撃から私たちのカラダを守る仕組みのことである。免疫力を発揮するのはナチュラルキラー(NK細胞)と呼ばれる細胞の働きによるものである。NK細胞はウイルス感染や細胞の悪性化によって体内に異常な細胞が発生したときに、それらを攻撃する初期防衛機構として働く細胞である。ヒトの体の中では、ガン細胞が常に発生しているが、NK細胞は常に全身を回って、ガン化した細胞やウイルスに感染した細胞がいないかどうかをパトロールし、異常細胞を見つけると、すぐに攻撃して殺すことでガン化や感染の拡大を防いでいるのである。免疫学専門の順天堂大学医学部の奥村先生による解説映像を参考に見てみよう。



イマジン・グローバル・ケア株式会社(以下、イマジン社)が、免疫力を上げる成分開発の研究を東京大学薬学部らと共同研究をした結果、5年の歳月をかけて世界で初めて発見されたのが「ブロリコ」という免疫を活性化させる成分である。イマジン社は5年に及ぶ研究開発の結果、ブロッコリーから新規成分を発見した。この免疫活性化成分を「ブロリコ」と命名したのてある。ブロッコリーを食べれば「ブロリコ」成分が摂れるのではないかと思われる方もいるかもしれないが、「ブロリコ」はブロッコリーを食べただけでは摂ることができない。イマジン社の木下弘貴代表は東京大学医学部大学院で研究中に免疫力を高める方法を探していた。そんな中出会ったのが、カイコを使って免疫活性力を測定する実験方法だった。自然免疫を活性化する物質をカイコに注射すると、カイコの筋肉がゆっくりと縮む。免疫細胞の活性度が高いほど、筋肉の収縮度合いが大きくなり、カイコの筋肉に様々な物質を注射することで、自然免疫を活性させる作用がある物質と度合いを知ることができるようになった。カイコは姿かたちこそ人と違うが、体の仕組みは人とよく似ており、人体の器官にあたる組織を一揃い持っている。おもしろいのは人と同じ病気にかかり、人と同じ薬で治ることがわかっていることだ。新たな研究動物として注目されているのである。高血圧や糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患に対する薬は、病気そのものを治すものではなく、あくまで対処療法であって、病気の根本を治すわけではない。重要なのは病気になる前の予防であり、そのためには免疫が重要な役割を果たすのである。

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